お知らせ(ヘアドネーションについて)
6月1日(月)以降にドネーションカットされる髪の毛について、31センチ以下の髪の毛の受け入れを停止させていただきます。
以下、JHD&C記事より一部抜粋
JHD&C(ジャーダック)では、医療用ウィッグ提供のために、31センチ以上のドネーションヘアを必要としています。
脱毛症状などによりウィッグを必要とするお子様の多くが希望しているのは、セミロング、ロングヘアのフルウィッグです。
31センチ以下の髪の毛では、医療用フルウィッグを作ることができません。髪の毛を半分に折り返してウィッグの地肌となる生地に縫い付けるためです。
ドナーの皆さまの温かいお気持ちとせっかくのご寄付を無駄にしたくないという思いから、31センチに満たない長さのドネーションヘアは、ヘアケア剤等の研究開発に使用される「評価毛」として活用する形で役立てさせていただいておりました。
しかしながら、31センチ未満の毛髪の仕分け作業や事務手続きに時間がかかってしまう状況が続き、また、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにボランティアさんのご協力も含め業務を一時的に縮小したことから、従来よりも仕分け作業が困難となったことも大きな理由です。
そういったことから、本来の「フルウィッグに特化した提供」をスムーズにするために、検討を重ねた結果、31センチ未満の髪の毛の受け入れを停止することと致しました。
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何年ものあいだ髪の毛を伸ばし続け、お手入れをすることは決して容易なことではありません。
職業、性別、体質、毛質、体調によっては伸ばすことや、ヘアカットができない方も多くいらっしゃいます。
しかし、「31センチ以上の髪の毛がなければ、フルウィッグは作れない」……これは、どうやっても乗り越えられない壁です。
もし、31センチ以上伸ばせる方には、日常生活に支障のない範囲でチャレンジしていただけましたら、これほどありがたいことはありません。
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わたしたちは「ヘアドネーション」が一時的なムーブメントとして過ぎ去ってしまわないことを願っています。
ANHUTTEはこれからも、ヘアドネーション活動に力を入れていきます。また皆さまが時間と手間をかけて伸ばした髪の毛を大切に役立てます。
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