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リンスとコンデショナー、そしてトリートメントには決定的な違いがある!!

はじめまして。ご来店された全てのお客様を笑顔に導く海老名の美容室ANHUTTE(アンヒュッテ)です。

 

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はじめに

 

髪をサラサラにしたい。

ツヤツヤにしたい。

傷んだ髪の毛のまとまりを良くしたい。

と思っている方。

ホームケアを見直すことが一番大切です

 

僕は、

[365日のうち、6回しか行かない美容院の高級トリートメントより、

300日する自宅でのシャンプー&トリートメント]

と思っています。

 

日々使うものを良いものにしたほうが、効果が持続して得られます。

 

その一つの見直しとして、

リンス・コンデショナー・トリートメント。名前違うけど、なにが違うの?

と思ったことある人へ。

呼び方が違うだけでなく、この3種類には目的や効果に違いがあります。

その違いを知り、

自分に合ったもの、自分が求めるものを見つける参考にして頂ければと思います。

 

ただし、

リンス・コンディショナー・トリートメントの定義については、

メーカー間で統一されているわけではありません。

なので、

一般的にはこのような区別で認識されている。

ということを書いていきます。

商品を選ぶ際は、商品ごとの成分や特徴を確かめてからにするのが良いでしょう。

 

 

リンスにできること

 

リンスは主に髪の表面をなめらかにするものです。

強い洗浄力のシャンプーなどで髪がゴワゴワしたりキシキシしたり、

指通りも悪くなってしまっている時に、

キューティクルを傷つけないように髪の表面をコーティングし、

保護することができます。

指通りも良くなるので、すすぎやすくなります。

リンス(rince)とは、そもそも「すすぐ」、「ゆすぐ」という意味があります。

しかし、髪の内部に入ること。栄養成分の補給や、ダメージ補修といった類のことはできません。

あくまで外側を保護するといった働きです。

 

髪を良くするというよりは、

絡まり防止くらいに思っても良いかもしれません。

 

 

コンディショナーにできること

 

こいつです。

このコンディショナーというカテゴリーが、

リンス、コンディショナー、トリートメントの違いを分かりにくくしています。

 

コンディショナーはリンスとほぼ変わらない!外側オンリー。というメーカーもあれば、

トリートメントに近いよ!少し内部に入り込んで少し補給とかできるよ!というメーカーもあります。

 

以前までは前者のものがほとんどだったのですが、

後者のように、より髪のことを考えたコンデショナーが出てきました。

正直ここの幅は広く、メーカーによって様々です。

リンスよりはちょっと良くて、トリートメントには敵わない。

といったイメージでいて良いのですが、

本当にメーカーによって異なるので、注意が必要です。

 

 

トリートメントにできること

 

トリートメントは、上記のリンス、コンデショナーと違い、

しっかりと髪の内部に栄養分等の補給ができ、

さらに上二つと同じように(効果はそれ以上のものがほとんど)

髪の表面をなめらかにコーティングし、指通りをよくします。

加水分解シルク や 加水分解コラーゲンなど、

『加水分解◯◯』という成分が、主に内部への作用があるもので、

浸透力や吸着力はこれが入っていることで生まれます。

リンスやコンディショナーとの一番の違いはこの成分です。

見るべき成分はこれだけではないですが、

『加水分解◯◯』といった成分が入っていたら、

ある程度信用して使用しても良いかもしれません。

 

 

カチオン海面活性剤

 

トリートメント、またはシャンプーの話をする時に、

避けては通れないのが『界面活性剤』と呼ばれるものです。

 


界面活性剤(かいめんかっせいざい、英語: surface active agent, surfactant)とは、分子内にになじみやすい部分(親水基)と、になじみやすい部分(親油基疎水基)を持つ物質の総称。両親媒性分子と呼ばれることも多い。ミセルベシクルラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。石鹸をはじめとする洗剤の主成分である。多数の界面活性剤が存在し、サポニンリン脂質ペプチドなどの天然にも界面活性剤としてはたらく物質は多い。

Wikipedia参照


 

つまり、水と油どちらにもくっつくことができるので、

汚れにくっつき、水と一緒に流れていってくれます。

石鹸や洗剤などの主成分として使われているものです。

その中で、

トリートメントの主成分はカチオン界面活性剤です。(シャンプーはアニオン界面活性剤)

英語ではCationと書き、

Cation=陽イオンのことです。

陽イオンというのは、プラスの電荷のことで、

濡れた髪はマイナスに帯電しているので、プラスの電荷を持ったカチオン界面活性剤は髪に吸着しやすくなります。

マイナス、マイナス、マイナス、と髪が並んでいると髪は絡まりやすくキシキシします。

間にプラスの電荷が入り、

マイナス、プラス、マイナス、プラス、となることでサラサラと指通りが良くなります。

 

カチオンKKZのデメリット

 

髪に吸着しやすいのがカチオンKKZ(Kカイメン Kカッセイ Zザイ)の特徴ですが、

頭皮にも吸着してしまうので、すすぎをかなりしっかりしないと残留してしまいます。

カチオンKKZは、殺菌作用も備えているんですが、

それがあるほどに刺激が強い成分です。頭皮のべたつきや炎症の原因になる場合もあります。

リンスやトリートメントを頭皮に直接付けないようにと言われるのはそのためです。

 

タンパク質変性の作用もあると言われていて、

髪の主成分であるタンパク質の形を変えてしまいます。

しかし普通にシャンプー、トリートメントをしていて、

やばい!髪が戻らん!固まった!形が変わった!

なんてことになった試しがないので、

あまり気にする必要はないと思います。

一応 『「そうなんだ〜」くらいに思っていてください。

 

 

カチオン界面活性剤のメリット

 

プラスの電荷のおかげで吸着しやすいカチオンKKZですが

その他に、

・静電気の防止

・髪を柔らかくする効果

・指通りを良くする効果

・殺菌効果があります。

いわゆるトリートメントをして感じることができる効果です。

当店で採用しているトリートメントは、上記の効果の中でも

『髪を柔らかく、しなやかにしてくれる効果』

を特に感じていただけると思います。

ぜひサラサラを手に入れにましょう。

 

 

 

終わりに

 

リンス、コンディショナー、トリートメントの違いについて書いてみましたが、

自分が気にいって、良い。と思えるものをお使いください。

このあたりのテーマをやっていくと、まだまだ書かなければいけない事(シリコンや内容成分についてなど)がたくさんあるので、

また追って記します。

ありがとうございました。

 

 

 

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