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天パ(超くせ毛)の美容師が全て正直に伝える。天パ(くせ毛)の対処法!!

はじめまして。ご来店された全てのお客様を笑顔に導く海老名の美容室ANHUTTE(アンヒュッテ)の橋本です。

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極端な天パ(超くせ毛)に悩んでいた僕が、美容師になりました。

天パ(くせ毛)への対処法を全て正直に書いておきます。

注):天パ(くせ毛)が治る!とか、完璧簡単なセットの仕方!とか、そうゆうものではありません。

あくまで、約20年天パ(超くせ毛)に悩み、試行錯誤しまくった僕の経験と、美容師になり得た知識をまとめたものです。

天パ(くせ毛)に悩むからこそ、このページに来てくれたんだと思います。

僕の悩みがきっと役に立ってくれると思います。

はじめに

まずは僕のことを少し。

(雑に乾かしたフル天パ状態の僕)

橋本 翼 海老名の美容師

@tenpa_0382

( 天パのインスタ始めたのでフォローしてくださるとやる気がでます。

よろしくお願いします。2022.7月)

中学時代

→天パ(くせ毛)になる。天パ発症までは雨上がり決死隊のホトちゃんくらいストレートで、サラサラのキューティクルだった。髪型もキノコだった。

高校時代

→徐々に強くなる天パ(これくらいから超くせ毛の片鱗)がとても嫌でした。山Pのような髪に憧れ、くるくるドライヤーやワックス、様々なしっとりトリートメントを駆使し抵抗する。雨が降ればあっという間に出てくるクセに絶望し、しょっちゅう前髪をいじる。

専門学校〜美容師初期

→発症から約10年。縮毛矯正をかけてみたり、ストレートアイロンを使ってクセを抹殺すべく時間とお金をかける。ストレートアイロンとの出会いで、セットした状態には満足できるようになるが、それゆえに湿気や汗で髪がうねること、セットが崩れることを極端に気にしている。

現在

→ついに天パ(くせ毛)を受け入れることができた。もちろん、変だ。なんか嫌だ。と思いながら鏡を見て、ここ直したい。アイロンしたい。と思うこともあるが、当時のように1日中そのことを気にして、憂鬱で仕方なかった気持ちになることはまずない。

今ではストレートのセットも、クセを出したセットも、どちらも良いと思えるようになったしそれくらい自分のクセを扱えるようになったのが大きい。

クセを出すセットは、うーん。ってなることもまだたまーにある。

(ストレート)

(クセセット)

(クセセット2)

(中間セット)

このように、

ストレート、クセ、そしてその中間くらいのセットも、

今ではその日の気分やファッションに合わせて楽しめています。

崩れ方や、うねりの戻りも、以前より少なく感じます。

と言っても、1日中完璧にキマりまくりだな!!

というわけではないのですが、

気にしまくってキョドッていたあの頃が嘘のように、自分の天パ(くせ毛)を受け入れることができています。

受け入れられるようになった要因。

1、 天パ(超くせ毛)状態でもバランスの良いセットができればまぁまぁ良いじゃんと思えたこと

2、 ストレート状態から前髪や別のどこかが急遽うねった時でも、多少うねっても変じゃない感じを計算して最初からセットできるようになったこと

3、 天気などを見てちょうど良さそうなセットを使い分けれるようになったこと

4、 ストレートに憧れていたが、セットによってでもそれを体験できたことで、サラッサラのストレートより、ちょっと無造作に動いている髪型をかっこいいと思ってきたこと

5、天パ(くせ毛)の自分を天パ(くせ毛)のまま良い感じになれることに憧れだしたこと

6、 半分諦めがついたこと

こういった要因が、僕をコンプレックスから解放してくれたんじゃないかと思います。

あなたは美容師だから上手くできるんでしょ。って思ってるかもしれませんが、

関係ありません!

美容師じゃなくても、自分の髪を1番上手にスタイリングできる可能性は、自分が1番持っています。

天パ(くせ毛)の皆さんは経験があるかもしれません。

美容院でカットをして、最後にセットをしてもらい、

絶望したことありませんか?

満足できたことありますか?

僕は一度もなかったですよ。

(自分でセットしたほうがうまくいく。)

(本当にこれで良いと思って終わりにしてるのか?)

といつも思っていました。

高校生の時点でですが。

そう思っていても「大丈夫です」と言い。お金を払って帰っていました。

言っても無駄だと思っていたし、帰ってから自分でセットをしてみるまで良いか悪いかわからなかったからです。

なので美容院に行く時は必ず帽子をかぶって行きました。

お店を出て、美容師さんが見えなくなったら帽子をかぶって髪を隠していました。

見送らなくていいから早く店の中に戻れ。と思っていました。

家に帰ってからは、次の日の学校に備えて、セットの練習です。

切る前と切った後だと、クセの出方が変わるので、

そのセットに慣れるまでには1〜2週間かかっていました。

つまりこれは、僕が僕の髪を毎日セットし、考え、試行錯誤した結果身についたもので、

美容師でない方でも必ずできることです。

しかし僕は美容師です。

僕の経験と、さらに美容師としての知識をお伝えすることで、

これを読んでくれている天パに悩む方の助けになったり、

悩んでるのは自分だけじゃないと思ってもらえればと思っています。

今より必ず良くできる方法はあります。

頑張らないとできないこともありますが、

頑張れば必ず良いと思えるヘアスタイルになります。

是非読んでみてください。

天パ(くせ毛)だってコツさえつかめば希望がある!

まずはお見苦しいですが、僕の天パっぷりを再度確認します。

天パ(超くせ毛)の写真。

普通に濡らして乾かした状態です。

うねうねしているだけならまだしも、

まとまりがなく、チリチリ、パサパサしてしまいます。

しかし、スタイリング次第で色んな髪型を楽しめます!

道具を揃え、

時間はかかるかもしれませんがやり方を覚えれば、

髪にうんざりした1日を過ごさなくて大丈夫です!

僕は現在、ストレートパーマ、縮毛矯正といったものはかけていません。

クセの状態も楽しめる心になれたからです。

いくつか方法があるので、どうぞこのまま読み進めてください。

天パ(くせ毛)攻略には時間がかかる!

先に言っておきます。

天パ(くせ毛)を攻略する、というか自分が満足できる結果を得るには、時間がかかります。

なぜなら、スタイリングが絶対的に必要だからです!

・毎日スタイリングをする時間。

・上手にスタイリングができるようになるまでの時間。

これは必須だと思ってください。

ドライヤーで乾かしただけで良い感じになる。というのはなかなか難易度が高いです。

ハッキリ言いますが、まず無理と思っていてもらってもいいかもしれません。

カットの仕方次第で可能性が0ではありませんが、

1回のカットでは無理です。

残念ながら切った結果クセがどうなるかは、切ってみないとわからないのです。

経験則や毛髪理論に当てはめて考えますが、

こればっかりは個人で全く異なるものなので、カットだけでうまくなんとかやってくれ。

という考えは捨てる方が賢明です。

1ヶ月後、2か月後どう変化したか、

カットと検証を繰り返して、少しずつ扱いやすい理想に近づくことを目標にしましょう。

そういった部分でも、時間がかかるものだと腹を決めてください。

そして、良い状態をキープする上でもスタイリングは重要になります。

湿気や汗などの外的要因で、クセが戻ってくることは皆さん経験済みかと思いますが、

完全に全く封じ込める事はできないまでも、

スタイリングをしたほうがそれを防げたり、被害が少なく済んだりします。

そう言った意味でもスタイリングをする事をオススメします。

1:ストレートアイロン

天パ(くせ毛)に悩むのであれば絶対に使えた方が良いアイテムです。

絶対に使いましょう。

天パ(くせ毛)じゃない人だって使ってます。

僕ら天パ(くせ毛)はこれが使えるだけで、天パ(じゃない人に勝るとも劣らないヘアスタイルになれるんです。

めちゃくちゃ世界が変わりますよ。

実際に僕は、スタイリングをする時にほぼアイロンを使います。

先ほどのこの写真も、

アイロンを使ってセットしています。

僕はアイロンがあれば、やりたいヘアスタイルはだいたい創れるようになりました。

昔憧れた山Pみたいな髪型だって今ならできます!

ストレートアイロンのデメリット

アイロンにもデメリットがあります。

・アイロンの操作に慣れるまで練習が必要

・スタイリングに時間がかかる(慣れれば速くなるが・・・)

・アイロンの購入費用

・髪のダメージ

・湿気が強い日はクセが戻る場合もある

・クセが強すぎる人は思い通りにならない場合もある

と言ったように、

アイロンを使う場合、購入費用、そしてある程度の時間が必要になります。

しかしそれを突破できれば、自信を持てるようなヘアスタイルが創れるようになれます。

オススメのアイロンを紹介しておきますので、

ご購入を考えてる方は、どうぞ参考にしてください。

オススメするアイロン

(画像元:Amazon)

このアイロンがオススメです。(2021年現在)

『アドスト』というアイロンです。

オレンジ色のやつが最新モデルですが、

家庭でスタイリングに使う程度なら、どちらでも大きな差はないと思いますので、

どちらでも良いです。

正直値段は高いですが、毎日使うものなのでケチらない方が良い結果になります。

そしてデメリットでも記したように、

ダメージというのは逃れようもなく蓄積されます。

高ければ良いというわけではありませんが、

安いものは大体ダメです。

安いやつの方が絶対に髪のダメージが大きく、

アイロン自体すぐ壊れます。

昔ドンキで買った4千円のやつは半年で壊れました。3つとも。

ちゃんと値段するやつのほうが仕上がり方も良いものが多いです。

本気で天パ(くせ毛)の悩みに光を差したいなら、良いものを手に入れましょう。

上手にできないと思う人ほど、良いものを使いましょう。

良いものを使うことは、クオリティーと時短に直結します。

満足を得るためには良い道具を揃えることが得策です。

ちなみに、バイオプログラミングで知られる『ヘアビューロン』

これもめちゃめちゃ性能良いです。

よくわかんないけどすごい良いので、こちらもオススメです。高いけど。

しかし注意点としては、偽物が割と出回っているので、Amazonなどではなく、

リュミエリーナ社のホームページから直接購入する方が良いです。

アドストに比べると故障が少し多いかな。という点で、

ちなみにのご紹介です。

アイロンの使い方

アイロン使ったことない。

使ってるけど合ってるかわかんない。

そんな方はここで使い方を覚えていってください。

操作の前に。

髪は乾いた状態で始めます。

アイロンの温度は180℃以下に設定してください。

120℃〜160℃がオススメです。

(※温度設定のできないアイロンは使わないでください)

アイロンが温まったら

基本的には、髪をパネル(板状)でとってアイロンをしていきます。(束でとってやるパターンもあります)

コツのようなものを載せておくので、

参考にしてください。

挟む時は、下側のプレートから当ててください。

アイロンをを持っていない方の手は髪を軽く引っ張り、髪をピンっとした状態にしておきましょう。

上のプレートを下ろし挟みます。

プレートを下から当てるのは、変な跡がつかないようにするためであり、

この方が断然自然に仕上がります。

アイロンは一箇所に留まる事のないように、ゆっくりでも良いので動かしてください。

留まると髪にアイロンの線がつきます。

少〜しずつ手首を返しながらスルーしていきます。

返すことで自然な丸みが作られます。

徐々に返していきます・・・。

スタートは頭皮に対してほぼ垂直にプレートを入れました。

徐々に返して・・・。

最終的には約90度返して抜くイメージです。

徐々に・・・。

頭皮に対してプレートを平行にしていくようなイメージで、

最終的にこれくらいになる感じです。

そうすると、

このように自然な丸みのついた、内に収まる形ができます。

この動かし方ができれば、あとは繰り返しこれをやるだけです。

頭は丸いので、髪を持つ角度が少し大事になってきます。

頭皮から引き出す角度が、90度に近いほど根元から熱を当てることができます。

これはどの程度の仕上がりを求めるているかによって大きく変わってくるので、

90度でやるのが正解!

というわけではありません。

日々やっていくうちに、自分のやりやすい方法が見つかるはずです。

はじめは時間がかかるかもしれませんが、

必ずできるようになるので、素敵な自分を想像してやり続けましょう。

方法2:スタイリング剤

スタイリング剤は必ずつけた方が良いです。

スタイルの完成度が上がることもそうですが、

何よりもクセが戻りにくくなります。

そしてクセが戻ってきてもリカバリーが効きやすくなります。

スタイリング剤のセット力、キープ力が、セットしたそのままの状態を保とうとするため、

ノーセット状態とは防御力が歴然の差です。

さらに、我々天パ(くせ毛)の一番の敵と言ってもいい湿気。

こいつらと髪の間に一枚 膜 を作ることができるので湿気の侵入を妨げることができます。

もちろん100%の絶対防御ではありませんが、

クセが戻りづらく、戻るクセも数段弱い状態です。

例え少々戻ってしまったとしても、

スタイリング剤がついていることで、毛先にまとまりも出せているので、

その部分がラフさに見え、抜けに見え、スキに見え、

プラスの要素にすることだってできなくありません。

長さやスタイルによってオススメするスタイリング剤は異なってきますが、

ひとまず万能なものを一つお伝えするならばコレです。

(N.ポリッシュオイル)

本当にこれがオススメです。(2021年現在)

発売してから4年くらい?経ってるからもう聞き飽きたかもしれないですが、

これが一番使いやすくて、質感が良いです。

簡単です。

つけとけば”それっぽい”感じになります。

そしてこれはオイルなので、基本的に水と仲が悪いのです。

つまり、湿気に対しての防御がやや高めということです。

くせ毛との相性が良いので、

いわゆる”抜け感”を簡単に再現でき、広がってしまう髪のボリュームダウンにも効果的です。そして湿気にちょい強め。

くせ毛の人に超オススメです。

値段は3400円+税

美容院で毎日いろんなお客さんに使っていても、使い切るのに2〜3ヶ月くらいかかるので、

自分ひとりに使うのであれば、半年くらいはもっちゃうかもしれません。

コスパも良い。

男性に進めるならアリミノのハードミルクというワックスです。

(画像元:Amazon)

セット力といえば硬いワックス。と思われがちですが、

このワックスはセット力は抜群なのに、形状はクリーム状。とても柔らかくなっています。

柔らかいワックスのメリットは、

圧倒的に髪になじみやすく、セットがしやすいこと。

くせ毛の場合、まとまりがでにくく束感がうまく出せなかったりしますが、

髪にしっかりなじむので、クセ毛との相性◎

適度に束を強調してくれるので、ボワボワしがちのクセ毛でも

メリハリを作るのにうってつけです。

どちらにせよスタイリング剤を使うことで、

・湿気への耐久力     ・・・ +3

・クセが出た時のリカバリー・・・ +7

・スタイルの完成度    ・・・ +9

(10点中)

これくらい良くなるイメージです。

まずはやってみましょう。

絶対に良くなるはずです。

うまくできない、よくわからない。そーゆー時は是非ともご相談ください。

まだまだ書きたいことは山ほどあるんですが、

そんなこんなしてるといつまでたっても投稿できないので、

一度投稿します。

もちろん今後ここにたくさん追記していきます。

天パ(くせ毛)について。

散々悩み抜いた僕は、天パに悩むあなたの気持ちがきっとわかってあげられると思います。

必ず寄り添い、一緒に良いヘアスタイルを創るお手伝いをします。

天パ(くせ毛)仲間です。

いつでもお気軽にご相談ください。

[追記]  2020.11月

このブログを見てお店に来てくださる方、お問い合わせくださる方が目に見えて増えたので、

これは追記とかしないと良くないなと思い書きます。

ぜひ参考にしてください。

以前に書いてある内容の中に、ドライヤーの仕方が書いていなかったのでそれについてです。

ドライヤーの仕方は生死を分けるくらい重要です。

ちゃんと伝わるようにするには細かく説明しないといけないので、

書くのけっこー大変そうだなとゆー思いから少し避けていましたが、

本当に重要です

読んでください。

天パ(くせ毛)のお客さんには必ずこの乾かし方を伝えます。

自分で見つけてやっている方もいるかもしれませんが、

僕が担当したお客さんの中には今まで同じように乾かしてる方は一人しかいませんでした。

そして、この乾かし方をして「いつもより良いかも!」と思わなかった人は一人もいませんでした。

そんな大層なやり方ではないのですが、

意外とみんなやってないんだなとゆう感じです。

僕は美容師になる前からなんとなくこの乾かし方をしているので、難しいわけではありません。

ただ美容師になってからも、

先輩などでこのやり方をしている人は今思えばいなかったので、

正しいやり方というわけではないのかもしれません。

しかし僕や僕のお客さんは、

少なからずこの乾かし方で髪をコントロールしやすくなっているので、

天パ(くせ毛)に悩んでいる方はやってみて欲しいなと思います。

あんまりうまくいかなかったら、すいません。

その場合は気軽に相談してください。→お店のLINE

それでは乾かし方を書いていきます。

天パの乾かし方(乾かす時の髪の状態)

まず、今はビショビショの状態と仮定します。

頭を洗ってタオルで拭いた。くらいの濡れ方とします。

髪の毛は、『乾いていく時』と『乾かしたその熱が冷めていく時』に形がつきます。

なので、

濡れっぷりが100の状態からドライヤーをした方が、

言うことを聞かせやすいです。

例えば

濡れっぷり60からドライヤーをしても、

すでに40はくせの乾き方をしています。

半分以上くせの形がついてきているということです。

そこから一生懸命くせをコントロールしようとしても、60しか言うことを聞きません。

むしろそこからでは60もコントロールできないと思います。

なので、くせの形がつく前。

できるだけ濡れっぷり100に近い状態からドライヤーを始めるというのが、

とても大事なポイントになります。

できることなら洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)をつけましょう。

天パ(くせ毛)は乾いたときに、

パサパサする。パサパサして見える。まとまらない。すごいボリュームが出てしまう。

このような悩みを助けてくれるのが流さないトリートメント(アウトバストリートメント)です。

解決してくれるとは言い難いですが、つけるつけないでは結果に差が出ますので、

つけることをお勧めします。

天パの乾かし方(実戦)

乾かし方の基本として、

まず根本から乾かすと覚えてください。

これは天パ(くせ毛)だろーがなかろーがそうです。

根本の方が乾きにくいとか、

ダメージレベルを考えると、みたいな事もそうなんですが、

単純に根本がうまくいってないと良い感じにスタイリングできないからです。

先ほどの濡れっぷりの話からも、

まず根本からいきましょう。

根本がまとまってて、毛先がくせで曲がってるのはスタイルとして良い感じにできますが、

逆はちょっときついです。

どんなに毛先をまとめても、根本が暴れてると変になります。

ここまでが、なるほどと思えたら乾かしましょう。

今から実際の手の動かし方とかを書きますが、

そこだけやっても上に書いてあるのを気にしてなかったらうまくいかないので、

ちゃんとここまでに書いたやつを意識しながらやってみてください。

前髪や顔周りから乾かしましょう。

本当は美容師的には、ここから乾かすのが基本だ。とゆーのがありますが

書き出すときりがないので無視します。

顔周りの特に内側の毛が一番くせが強く出る。という人が一番多いです。

なのでそこから乾かす。がいいと思います。

乾かす順番というか、風を当てる方向を意識するのがとても大切です。

右→左→右→左→下→上

の順で風を当てていきましょう。(左スタートでもいい。その辺は下に書きます)

『色んな方向から熱を当てる』というのが髪をナチュラルに収まりやすくするコツです。

よく分からないかもしれませんが、これがポイントです。

[左の毛は全部右へ。

右の毛を全部左へ。

交互に熱を当てていきます。

この時の手の形は、指がくっついたパー。

握手をする時のような形です。

握手の形の手グシを通す時に、指の間に毛を挟み、やや引っ張るようにして熱を当てていきます。

頭蓋骨の丸みに少し押し付けるようにしながら、指を通してあげると、

程よい丸さで、ピンッとなってしまうのを防いでくれます。]

あんま大したこと言ってないように思うかもしれませんが、

多分今書いてるこれもこの後に書くやつも、どれもすごく重要です。

どれもすごく重要なため、わざわざ重要とは書きませんのでよろしくお願いします。

[]で囲まれたところがほぼ全てと言って良いかもしれません。

細かく解説していきます。

① 右→左→右→左→下→上

これは熱を当てる方向です。

右からドライヤー。

左からドライヤー。

右から。 左から。

下から。

上から。

他にもコツがありますが、

下手したらこれをするだけで良い感じにクセが伸び、収まる人もいます。

まずはこの風を当てる向きを意識しましょう。

一つ注意を書きますが、

左右の順番は逆のが良い場合があります。

左へ流したい人は、左からまず風を当てた方が良いかもしれません。

基本的には、最初に当てる風は流したい方と逆へすると良いことが多いです。

ここはちょっと自分で試してみてください。

そんなことでも収まり方が変わったりするんで、自分のより良いやり方を見つけてください。

左右を2回ずつこなしたら(必ず2回じゃなくても良い。もっとやった方が良い人もいる)

次は下から。

下から風を当てて髪を持ち上げるのは、ちょっと怖いかもしれませんが、思い切ってやってください。

ちゃんと下からも風と熱を当てれると、また一段良い仕上がりになることが多いです。

そして最後に上から風を当てましょう。

上から当てる時は、頭を掻くように手首を動かし、髪を周りとなじませるようにします。

こっちに向いててほしい。こう流れてほしい。というところに髪を持っていくように、手グシを入れながら風を送ります。

(根本が潰れてしまうような力で、髪を押さえつけたり、撫でつけたりしてしまうのはダメです)

ここまでで90%〜95%乾かすようなイメージです。

残り5%〜10%は、また左右のところから1周目よりも短縮させて繰り返すような感じです。

この時、自分はこの方向からの風が多い方が良い感じになるかも。

というような事に徐々に気づいていけると思います。

この動作を、

前髪ないし左右の耳と耳を結んだラインより前にある髪に行います。

そこができてから耳と耳を結ぶ線より後ろにやりましょう。

※順番的に後ろからやった方が良い人もいます。よりクセが強いなど、自分が収めたいところから乾かしましょう。

髪の長い方は後ろを乾かす際、真ん中で左右に割ってから

右のブロック左のブロックでそれぞれに、右左右左とした方が良いと思います。

手の形

これは、①を行う際の手の形です。

脱力した握手の形と言ったら伝わるでしょうか?

親指以外の4本の指をそろえて、やや丸まった感じの手です。

この手の形でほぼ行います。

ワサワサと掻くように手を動かす時は、パーの指を曲げた 「ガオ」 みたいな手です。

この2パターンです。

※100人中100人に当てはまるわけではないので、言い切るような言い方はあまりしません。ただここに書いてあることをやってくれたら、きっと何か違いを感じることができるとも信じています。

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